私の生い立ち
(超暇な人が読むページ)

3. この世界って色々あるけど、面白そう!

頭がいいんだけど、時々理解不可能な父に楽しそうにつきあい、時に淡々と支える母がいつも側にいました。蛇を煮ている七輪の横でお湯を沸かし、ハーブティーを涼しげな顔で頂いてる母がいて、そういう二人の間で私は鉄棒でスカート回りしながら、ぐるんぐるんして楽しんでいました。夜の庭にライトを灯してホットミルクを飲んだり、庭にテントを張って影絵をしたり・・ 私はこの一見どこにでもある普通の庭で、ミニマムに沢山の事を学び、世界はなんて面白いんだろう!という事を理屈ぬきで体感させてもらいました。

動物的「勘」

犬もリリーに始まり、コロ、ラッキー、と世代交代していきました。 リリーに子犬が沢山産まれたときは、子犬と一緒にマットの上で昼寝をしました。 子犬の呼吸で膨らむふわふわのお腹を感じながら、目と鼻の先でそれを見るのが好きでした。

猫もカクエイからムギという猫に世代交代しましたが、ムギは私と一緒に風呂に入ったりして(風呂の蓋の上でサウナ状態)とても仲が良くかったです。その猫が死んだ時も、私の夢の中に出てきて、ふわふわの毛の感触とゴロゴロという声を残して去っていきました。あまりにリアルな感触を残していたので、最後の挨拶に来た事がわかりました。

私のちょっぴり霊的な動物的勘はこんな生き物との静かな時間の中でのふれあいで養われた気がします。言葉にならない時間。感覚の世界からのメッセージはやさしさと愛に溢れていました。 多感な少女時代、これは動物とのふれあいのお陰かなと思います。

 

将来の夢は銀行屋さんか絵描きか、カメラマンかライター業

小学校

学校に入って大人数で同じ事をやったり、他人の作ったルールを理解するのにかなり時間がかかる子でした(今でもその傾向あり)。勉強は当時は何一つ苦労しませんでしたが、自分の家の庭のほうがよっぽど刺激的で学びが多かった気がします。もっぱら、学校に行って楽しかったのは、人間観察でした。異性への興味もとてもあり常に好きな男の子がいる状態で、きゃっきゃとしておりました。

中学校

姉がバレーボール部に入っていたので、それに影響されて私もバレー部に入ってしまったのですが、あれは失敗でしたね。ワンダーフォーゲル部かダンス部に入るべきでした。個人主義で自分の世界の中にずっと暮らしていた私が特に「団体感」に揉まれた時代で、友達とはつかみ合いの喧嘩をしたり、つっぱり(不良)関係の方とも友達だったり、お付き合いのバラエティは結構ありました。また長い休みの期間には、釣堀でアルバイトをしたりして働いてお金をもらう事が楽しいと感じました。

高校

誰も知った人の居ない環境の中で新しいスタートをしたくて、校区外の隣町の進学校に自ら選んで入学。レベルが同じくらいの人達の中で、ザ・青春!とても楽しかった。初恋の人に出会ったのも高校生でした。音楽はRCサクセションが大好きで日比谷の野音やパルコ劇場、西武球場、日本武道館へよく足を運びました。バンドマンでありサイクリストの彼がいて、この人の影響で自転車(ロードレースや輪行)にもはまりましたね。牛丼屋さんでアルバイトして、貯めたお金でオーダーメイドのお高い自転車を買い、その彼とヤビツ峠をせめたり、茅ヶ崎までサイクリングしたり・・卒業してからは、四国まで二人で50ccバイクで旅に出たりと、旅の楽しさも教えてもらいました。高校は遊びすぎました。

卒業する頃、担任の先生に「家坂は入学時トップ3番に入る成績だったのに、出る時は下から5番目かよ」、とため息をつかれました。それくらい学校の勉強は何一つ覚えていません。(笑)

桑沢デザイン研究所

進学は美術系に進むと決めていました。モノ作りが好きだったし、それが自然でした。ですが、これ以上教育が長いのはs、もうこりごりと感じていましたので、4年制は眼中になく、友人が多摩美、ムサビ、芸大、と進学する中、私は短期のすぐ仕事ができる学校を探しました。それが渋谷の桑沢デザイン研究所でした。日本のデザインの老舗的存在で、講師が現役人が多いのが魅力でした。バウハウスの理念にも一目ぼれ。正直、実技はかなり厳しくハードでした。カラスグチ(デザイン用具)を手に、細かい作業をする姿が痛々しい・・と友人には言われていました。どうやらグラフィックデザインは私の性分ではなかったようです。面白かったのはデザイン概念の授業、社会の中のデザインの役割と働きの勉強で、特に好きだったのは、コミュニケーションデザインの授業でした。形が見えないもののデザイン・・なんだかとても奥が深いと感じました。専講はカメラで、恵比寿のビアガーデンのカメラマンバイトなんかもしていました。

 




1. 生まれたとこ育ったとこ

2. 我が家の庭は多様性ワンダーランド

3. この世界って色々あるけど、面白そう!

4. 19歳 父の影響と父との別れ

5. 30歳 たぶん、女として将来を考えた

6. 昔の仲間を核にして作ったアムリタ食堂