アムリタ食堂へようこそ!!

サワデイーカー♪
吉祥寺のThailand、アムリタ食堂へようこそ!
アムリタ食堂は、本格的タイ料理と日本人のおもてなしと、治外法権なゆるさでお送りしていきたい吉祥寺にあるタイレストランです。

サワデイーカー♪<br />

吉祥寺のThailand、アムリタ食堂へようこそ!<br />

アムリタ食堂は、本格的タイ料理と日本人のおもてなしと、治外法権なゆるさでお送りしていきたい吉祥寺にあるタイレストランです。

アムリタ食堂とは(真面目に)

アムリタ食堂とは(真面目に)

私達は美味しいタイ料理が大好き!
そして、皆が元気で「まあるい社会」はあたたかい家庭や仲間や「笑い」からだと思うから、男と女が美味しいものを子供と一緒に笑って食べられる、そんな本格的タイ料理屋を目指しています。

子供に媚びるわけでもなく
子供に強要するわけでもなく
大人に合わせるのでもなく
大人が諦めるのでもなく
老若男女が一緒に食べられ、皆が満足な本格タイ料理!
お客様も、働いているスタッフも、そして運営している会社も
皆が幸せな場所!
それを目指しているのがアムリタ食堂です。

タイ人を観察して判ったタイ料理の事

タイ料理というと、辛い食べ物ばかりがクローズアップされますが
タイには生まれたばかりの子供もいます。辛いのが苦手な年寄りもいます。いつもは辛いものが大好きな大人も、体調を崩せば刺激のある料理は控えます。つまり…タイ料理の中でも辛くなくても美味しい料理が沢山あるってことなのです!
私は20年来の友(タイ人コック)をつぶさに観察し、タイ人の日常から沢山のヒントをもらいました。
アムリタ食堂は、その「辛くなくても美味しいタイ料理」を紹介しながら家族を大切にするお店を目指しています!

子育てと日本社会と外食

自殺とか、子供への虐待とか、そんな悲惨なニュースが世界の中でも一番多い国日本。そんな悲しいニュースを見るにつけ、日本はやっぱり少し窮屈なのかな、と思う時があります。日本人の良いところでもありますが、真面目で和を重んじるあまり、いつしか窮屈で抑圧された部分を日本は持っています。それはシングルの時では気がつけなかった事でしたが、私は子供を持ち、その厳しさに驚きました。子供という存在は、大人が守り育てなければならない初めは弱い存在です。そんな子供を育てる上で親の心の安堵感、幸福感はとても重要なはずなのに、そういった子供を持つ親がほっとできる余裕を社会はあまり与えてはくれません。外食にしてもそうで、子供連れで本当に美味しいものを食べられる店が当時はほとんどありませんでした。「子育て中は外食なんてしなくていいのよ!家で子育てしてなさい!!」そんな姑みたいな事を言う人が世の中には沢山いました。
私はそんな抑圧的な事をいうモラリストが大嫌いで、私みたいに子供とだって楽しく本格的な料理を食べたい!と思っている人のために店を開こう、と思ったのでした。

お店を始めてから判った事

本格的なタイ料理だけど、お子様メニューがあったり、トイレにはオムツ代えのスペースを取ったり、ソファ席を多めにしたり・・・。思いつく事は色々施しました。実際、ランチタイムは特にお子供連れのお客様が沢山御利用くださり、お店は大当たり。しかし・・・思いもかけない事にお子様への対応に若いスタッフが戸惑ったり、親御さんの対応に憤慨したり、それ専用に机回りのスペースをも多くしたり、、それ専用にスタッフミーティングをたびたび開いたり・・・。お金がかかる事が多いのも現状でした。一番問題が続いたのは店のモラルとお客様のモラルの差で、スタッフのストレスが増長してしまった事でしょうか。仲間からは方向性を変えたいと言われた事もありました。しかし、それを諦めたらお店を始めた意味が無い、と奮起し、少しづ少しづつ改善してきました。そして現在に至ります。(まだ改善点は沢山ありますが)

子連れでも嫌がられず、気持ちよく接客してもらえ、本格的な料理を食べられるお店を作りたい!ただただそう思って始めたアムリタ食堂です。最近は逆に、そういったサービスが当たり前だと思うお客様も多いのか、何でも要求なさるお客様も時々居るそうです。ひとつの時代を乗り越えてしまった感じもあり、若いお母さんに、飲食店でのマナーを御理解いただく事も必要なのかな?と感じています。

街のレストランとして

政治家でも宗教家でもない、ただの街のレストラン。ただただ、自分達も食べて元気になった美味しいタイのお母ちゃんのタイ料理で、お子様連れでもお年寄りでも、皆様を必ず笑顔で元気にできるはず!そう信じて日々努力しております。

嫌な事があって落ち込んでも、
悲しくなって腹が立っても、
アムリタ食堂のご飯を食べたら・・・なんだかサバイディーマーク!(元気一杯!)そんな風に感じてもらえたら幸いです。
この世の中は実にサヌックディー(楽しい!)ですからね。

株式会社キットゥン代表・安達亜紀(家坂亜紀)

代表プロフィール写真

株式会社キットゥン代表取締役/安達 亜紀プロフィール

桑沢デザイン研究所卒業後、フリーのカメラマン修行で日本全国をヒッチハイク。
料理の写真事務所でメニュー作りを学び、料理の現場に目覚める。
23歳でタイ料理と出会い、タイ中毒になり、同年、タイ料理屋の雇われ店長に就任。
タイ中毒症状にずっとうなされ続けながら、34歳、子育てをしながら起業し、同年アムリタ食堂を仲間と共に立ち上げる。
現在一男ニ女の母。パートナーと共に体当たりの経営。
>>『私の生い立ち』

「アムリタ」の意味

インド神話にも出てくる不老不死の水。「神」だけが創ったのではなく、悪魔も共に切磋琢磨し作り出した霊薬。最後は神様が悪魔を出し抜き管理している、という神様が一枚上手な所がまたいい感じ。

身体を満たし
心に活力をあたえる
そんな癒しの甘露を作るために
アムリタ食堂は切磋琢磨し
皆様にお届けします

アムリタの意味

アムリタをめぐる天地創造神話の一節をご紹介します。

不老不死の霊薬

昔々、神々と悪魔がメール山に集まり不老不死になる方法について相談しました。結論は、不老不死の霊薬アムリタ。さて、そのアムリタをどうすれば手に入れることができるのか・・・。すると、ヴィシュヌ神曰く「神々と悪魔の両者で大海を攪拌すれば、アムリタが出現するであろう・・・」

神々と悪魔の協力

神々と悪魔は協力し、マンダラ山を攪拌棒として用い、その山にヴァースキ竜を巻きつけて、神々と悪魔がその両端をひっぱってぐるぐる回し、大海を攪拌し始めます。

すると、ヴァースキ竜が、あまりに強く引っ張られたために、口からハラーハラという猛毒を吐き始め、この猛毒は全世界を焼き尽くすほどすさまじいものであった。しかし、その毒をシヴァ神が全て飲み干したために世界は救われた。それが原因でシヴァ神の喉は青くなってしまったという。

今度はマンダラ山がその重みで海底に沈んでいった。神々はヴィシュヌ神に救いを求め、ヴィシュヌ神は大亀(クールマ)に化身すると、マンダラ山の下に入り、山を支えた。

大海の攪拌が進むと、多くの海中の生物が死に絶えた。木々が擦れ合えば、山火事が起き、マンダラ山に住む生き物たちが焼け死ぬ。インドラ神は雨を降らせてその火を消したが、このとき、木々のエキスや多くの生き物の骸が大海に流れ出て溶け合い、海は乳色に変わったそうな。

ついにアムリタ現る

やがて、その乳海の中から太陽と月が出現。続いてラクシュミー女神が出現。ラクシュミー女神はヴィシュヌ神の妃に。
その後も願いのものを何でも生み出す牝牛スラビ、白馬ウッチャイヒシュラヴァス、象王アイラーヴァタ、宝珠カウストゥバ、アプサラス、酒の女神ヴァールニーなどが次々に乳海の中から現れ、そして最後に医学の祖ダスヴァンタリ神が「アムリタ」の入った壺を持って現れたのだ。

アムリタをめぐる争い

アムリタが出現すると、神々と悪魔の間でアムリタを巡って争奪戦が起こる。そしてとうとうアムリタは悪魔の手に渡るが、ヴィシュヌ神はこの世のものとは思えないほどの美女に変身し、悪魔たちをたぶらかせてアムリタを奪います。再び悪魔たちは神々に襲い掛かったが、この混乱の間に神々の全てはアムリタを飲み、不死の身体を得た。しかし神々がアムリタを飲んでいる間に、ラーフという悪魔が神に変装してアムリタを飲み始めたのだった。アムリタがラーフの喉に達したとき、太陽と月がそれに気付いて神々に告げ、ヴィシュヌ神はこの悪魔の首を円盤で切り落とした。しかし既にラーフの頭は不死になっていて、頭だけになってしまったラーフは太陽と月を恨み、今でもこの両者を追いかけて時々飲み込んでしまうが、身体がないためにすぐに太陽と月はまた現れる。これが日食と月食の始まりといわれている。

神々の勝利とアムリタ

なおも神々と悪魔の戦争は続いたが、不死となった神々が勝利をおさめ、マンダラ山を元の位置に戻し、アムリタを安全な貯蔵庫に移し今もって神々が世界に君臨することとなった。
これがアムリタにまつわるお話です。

※タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港の名税店の通路にもある巨大な作品『乳海攪拌(天地創造)』は、神々と悪魔がアムリタを作っているところです。

乳海攪拌(天地創造)

乳海攪拌

 

(無くて八癖)スタッフ紹介

シェフ:Eg デーンタムディ

会社の立ち上げメンバー。アムリタ食堂の第一シェフ。彼女が居なければ、アムリタ食堂はなかった!

ウディ(内山英幸)

会社の立ち上げメンバーであり重鎮。
肩書きが嫌いな幹部。
もうひとつの顔はパントマイマー

セパ(中塚智之)


アムリタ食堂4代目店長。
タイの国技、セパタクロー日本代表。
体をはり、心を配り日夜食堂を守っている

さき(本田早起)

若いのにビシバシしきれるやり手なアムリタ食堂2代目副店長。
プライベートは実にかわいいにゃんにゃん女子。

Maika.jpg

 

まいか(井指舞花)

持ち前のホスピタリティで アムリタ食堂のサービスを守っている。
不屈の精神が頼もしい力強い人。

コック Dam アットー

お店のお母さんそのもの!音楽が鳴ると体が勝手に動き出す!というチャーミングな特技あり。

Geo

アムリタ食堂5年目のコック。Egさんの妹。心乙女で、若いときはモテモテだったというタイでは珍しい色白コック。
でも、いいたい事ははっきり言う、時折辻斬り勃発。

コック Sian

アムリタ食堂唯一の男コック。
タイのチェンマイでは像ノリ使いの経験もある男。
お母ちゃんコックの調教はまだまだ難しい(笑)

ソブエモン(蘇武克枝)

アムリタ食堂のビジュアルイメージを作るイラストを当初から担当。
味わい深い独特なやさしい世界観が魅力的。
人柄もじんわり。

おみこ

アムリタのチーママ。どんなに年上の人でもタメ口で許されちゃう特異な人懐っこさがある人。へんてこなかわいい物を作ってしまう特技もある。